最高の不動産ポートフォリオを
2023年12月14日
本記事では、他では聞けない、COZUCHIの“ここだけのハナシ”をしたいと思います。
2023年6月に、任意組合型のスキームを活用した「中長期運用型」のファンドを新しくリリースしました。
不動産投資クラウドファンディング業界では、多くが匿名組合型のファンドになります。
今回なぜ任意組合型ファンドに取り組むのか、武藤代表に迫ります。
なぜ任意組合型に取り組むのか
皆様にバランスのよい不動産ポートフォリオを組んでいただきたいから。つまり、中長期で安定的に運用しながら、ときに短期高利回りファンドにも投資してアップサイドを狙っていただく。
そのようなバランスのよい不動産投資を提供したい想いから、任意組合型に取り組むことといたしました。
これまでCOZUCHIでは、キャピタルゲインを前提としたファンドが多かったこともあり、3ヶ月〜2年などの短期ファンドを扱ってきました。
しかし本来、不動産は中長期での運用が向いていると考えています。
価格の変動はあれど、マンション価格などの不動産価格は着実に右肩上がりで上がっている。
住人やテナントが入っている限り、安定的に賃料収入が発生する。
そして賃料が毎日変動することがないため、株式のように日々の値動きもない。
中長期で運用する不動産投資の安定性を感じていただきたいと考えています。
では、匿名組合型で中長期運用すればいいのでは?
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
まさにここに任意組合型である理由があります。
それは、「不動産を事業者の倒産リスクから守ること」。
中長期で不動産を運用していくにあたり、そこに事業者の倒産リスクが介在するのは本質的ではない。仮に事業者が倒産したとしても、皆様の不動産の権利は残って守られるべきである。
一般的には、任意組合型では、不動産を事業者の倒産リスクから隔離することができるので、中長期での運用を考えた時により安全性の高い資産運用を投資家の皆様に提供することができる。そう考え、任意組合型のスキームを採用しています。
LAETOLI株式会社 代表取締役 CEO 武藤弥
投資家様にとって何が変わるのか
任意組合では、投資家様は持ち分に応じた不動産を実際に所有していることになり、税務上、現物不動産を保有している場合と同じ扱いを受けます。それにより、現物不動産と同じように、税務上のメリットを享受できます。
例えば、資産圧縮があるので、相続や贈与において節税効果が期待できます。
ただ、事業者の倒産リスクから隔離され、中長期での不動産投資がより安全性の高いものになっていく。これが最も大きなメリットだと考えています。
今後の展望
流動性の低さ。不動産投資の課題の1つだと考えています。この流動性を確保するために、セカンダリーマーケットの創出を目指します。
「中長期運用型」ファンドでは、半年に一度、出資持ち分を売却する機会※を設けることで、ファンドそのものの運用期間は中長期であったとしても、投資家様のニーズに合わせた運用期間で資産運用ができる設計としました。
※売却を保証するものではありません。
今後は、「今売りたい」と「今買いたい」の迅速なマッチングにより資金の流動性をさらに高め、「いつでも買えて、いつでも売れる」ような新しい不動産投資をご提供できますように、システム改修を含め、社員一同尽力してまいります。
最後に
中長期不動産投資の安定性と、短期不動産投資のアップサイドのシェアをバランスよく。そんな最高の不動産ポートフォリオを投資家の皆様にご提案していきたいと考えています。
今後もCOZUCHIをよろしくお願いいたします。