投資しないほうがいい人とは?資産運用に失敗する人の特徴と成功させるポイント

2024年08月08日

2024年1月より新NISAが始まり、テレビやインターネットのニュースでも話題になりました。新NISAスタートをきっかけに投資に興味を持った方もいるでしょう。

しかし「投資は危険だから、しないほうがいい」といわれることもあります。投資には向き・不向きがあり、もし投資の適性がなければ運用に失敗し、後悔してしまうこともあるようです。では、投資に向いていないのはどのような人なのでしょうか。

本記事では、投資が危険といわれる理由や、投資しないほうがいい人の特徴を紹介します。また反対に、投資をしないことのデメリットや、投資を成功させるポイントも紹介していきます。

 
また本記事の後半では、不動産投資の方法の一つとして不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」についても紹介しています。

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投資は危険?しないほうがいいといわれる理由

まず「投資は危険」「投資はしないほうがいい」といわれる理由を2つ説明します。

元本保証がないから

「投資は危険」といわれる最も大きな理由は、投資には元本の保証がないことです。元手として拠出したお金が増えるのではなく、減ってしまう場合も想定しておかなくてはなりません。安全に資産を保有することができないため、「投資しないほうがいい」といわれるのです。

一方で、預金はそのほとんどが元本保証です。預けた資産が勝手に減ることはなく、わずかではありますが、確実に資産を増やしていくことができます。

運用が難しいから

投資は決して簡単なものではありません。投資で資産を増やすには、経済の動きや投資先企業の経営状況、金融商品が持つリスクなど、さまざまな知識や考え方を身に付ける必要があります。

何も知識がない状態で投資を始めると、投資先の選び方や売買のタイミングを誤り、大きな損失を出す可能性が高まるかもしれません。

また、投資に関する知識や経験が豊富な専門家ですら、必ず運用に成功して利益を出せるわけではありません。そのため、なおさら一般人には投資は難しいというイメージがあると考えられます。

資産運用の失敗を招く!投資に向かない人の特徴5つ

投資には「元本保証がない」「運用が難しい」というリスクがあることを説明しました。また、そもそも投資に向いていない人もいます。

ここからは、投資に向かない人の特徴について解説していきます。

資金に十分な余裕がない

投資は本来、余剰資金で行なうものです。家計に十分な余裕がない人に、投資はおすすめできません。

投資には元本保証がないため、資金が増えるどころか減ってしまう場合もあります。生活費や近いうちに使う予定が決まっているお金を投資に使ってしまうと、資金が減ったときに生活が成り立たなくなってしまうでしょう。

投資の目的がはっきりしていない

投資の目的を決めず「周りがやっているから」などの理由で投資を始めると、そのときの気分や流行で運用方法を変えやすくなり、結果的に適切な運用ができなくなります。

投資を成功させるには、まず投資の目的をはっきりさせ、どのくらいの期間でどのくらい資産を増やしたいか決める必要があります。それをもとに投資先や許容リスクを選定し、方針を定めましょう。折に触れて投資の目的を振り返ることで、方針が揺らぎにくくなります。

短期的に大きな利益を求める

短い期間でたくさん儲けようとするのは危険です。短期間で売買を繰り返して大きな利益を出す手法は、その分リスクも高く、資産を大きく失う可能性も高まります。

特に、知識や経験がない初心者が短期間で大きく儲けようとすると、投資ではなく投機、つまりギャンブルのような運用となってしまうでしょう。

また、短期間で何度も売買するため、取引にかかるコストも高くつきがちです。

投資に関する知識を身に付けようとしない

投資を行なう際には、金融商品の知識や銘柄の分析手法、ポートフォリオの考え方などを学ぶ必要があります。また、世界経済や社会情勢、投資先の経営状況などにも幅広くアンテナを張っていなくてはなりません。投資に関する勉強をしていない人や、今後も学ぶ予定がない人は、投資には向いていないといえるでしょう。

投資の目的や自分に合った投資手法は人それぞれ異なります。しかし、投資の知識がなければ、利益が出た人の意見を鵜呑みにしてしまいがちです。人から勧められるまま必要以上にリスクが高い金融商品を選んでしまい、後悔してしまうこともあるかもしれません。

冷静な判断力に欠ける

資産運用中は大きな価格変動に見舞われることもあります。予想外の変動に慌てると、売却を急いで損失を確定してしまったり、高値づかみをしてしまったりするなど、投資判断を誤る可能性が高まります。

誤った投資判断のせいで、当初の目的や戦略に沿った運用ができなくなることもあるでしょう。予想外の出来事が起こったときに慌ててしまう人や、冷静な判断ができなくなる人は、投資に向いていないといえます。

投資をしないデメリット

投資のリスクや、投資に失敗しやすい人の特徴を説明してきました。ここまで読んで「怖いし難しそうだから、やはり投資はやめておこう」と思われた方も多いでしょう。

しかし、実は「投資をしないこと」によって被るデメリットもあります。ここでは、投資をしないデメリットを2つ紹介します。

将来へ向けて資産を増やしにくい

2019年、金融審議会が調査報告書のなかで「夫65歳以上、妻60歳以上の無職世帯の夫婦において老後30年間で公的年金以外に2,000万円の金融資産の取り崩しが必要」と発表し、「老後2,000万円問題」が話題となりました。

もちろん人によって生活費や受け取れる年金額は異なるため、誰もが2,000万円必要になるというわけではありません。とはいえ、多かれ少なかれ老後に向けて資産を準備しておく必要があるといえるでしょう。

参考:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理

また、日本では人口が減少しており、少子高齢化が進んでいるため、今後もらえる年金の水準が下がるかもしれません。将来に向けて、自分で資産形成する必要性がますます高まる時代といえるでしょう。

ただし、現在日本の預金金利は非常に低く、銀行に預金しても利息はほとんど付きません。収入が高く十分な金額を預金できている人は問題ありませんが、そうでない人が投資をせず、預金だけで資産を増やすのは難しいといえます。

資産が目減りする可能性がある

ものやサービスの値段が上がっていく状態のことを「インフレ」といいます。インフレが起こると、お金の実質的な価値は下がってしまいます。

例えば、これまで100円で購入できていたお菓子がインフレで150円に値上がりしたとしましょう。インフレ前の100円にはお菓子を買える価値がありましたが、インフレ後の100円にはそこまでの価値がなくなってしまうのです。

預金は元本が保証されているため額面金額が勝手に減ることはありませんが、インフレが起こると、預金残高の実質的な価値が下がってしまいます。

一方で、インフレで物価が上がると、株式や不動産の価格も比例して上がる傾向にあります。株式や不動産に投資しておくことで、インフレによる目減りから資産を守る効果が期待できます。

投資を成功させるための基本的なポイント

知識がないまま間違った運用や危険な投資を行なうのはよくありませんが、まったく投資をしないのもリスクがあります。基本的なポイントを押さえ、自分に合った資産運用を無理なく行なうことが大切です。

ここでは、投資を成功させるための基本的な考え方を2つ紹介します。

長期・積立・分散を心がける

投資の基本は「長期・積立・分散」です。この3つを守って運用することで、リスクを分散させつつ、安定的な収益を出すことが期待できます。

「長期」は、金融商品をすぐに売却せずに、長い時間をかけて運用することです。運用によって得た利益を元本に追加し、さらに運用して得た利益を元本にまた追加することで雪だるま式に元本が増えていくことを「複利効果」と呼びます。資産運用が長期にわたるほど高い複利効果が得られ、利益も大きくなっていくことが期待できます。

「積立」は、金融商品を一度にまとめて購入するのではなく、少しずつ定期的に購入し続けることです。金融商品価格の変動にかかわらず毎月同じ金額分だけ購入していくことで、価格が安いときは自然と多くの口数を購入でき、価格が高いときは少しだけ購入することになります。この手法だと購入価格を平準化でき、価格が大きく変動するリスクに備えられます。

「分散」とは、複数の異なる投資対象を購入し、投資先を分けることです。国内株と外国株、債券と不動産など、国や性質の異なる商品に資産を分散することで、いずれかの投資対象の価格が暴落した場合のリスクに備えることができます。

少額から投資を始める

投資初心者は、少額から投資を始めるようにしましょう。投資経験が浅い人が、いきなり多額の投資を行なって多くの損失を出してしまった場合、リカバリーが難しく危険です。

少額投資であれば利益も損失も大きくなりすぎないためストレスが少なく、冷静に運用を続けることができるでしょう。

また、先ほど述べたように、投資では「長期・積立・分散」が大切です。このうち「積立」と「分散」は、少額投資と相性が良いといえるでしょう。さまざまな投資対象を定期的に少しずつ購入することで、リスクを分散させつつ資産を増やすことができます。

「COZUCHI」は不動産への少額投資におすすめ

投資で資産形成を目指すには、まずは少額から始め、さまざまな投資対象に資産を分散することが大切です。株式投資や投資信託が代表的な投資方法ですが、債券や不動産など、別の投資対象も購入して運用することで、投資におけるリスクを分散させることができます。

なかでも不動産はミドルリスク・ミドルリターンの投資対象の一つとして、おすすめです。しかし、物件を購入するためのまとまった初期費用が必要で、投資初心者が挑戦するにはハードルが高いと感じられるのも事実でしょう。「不動産投資に興味はあるものの、まとまったお金が必要なのであきらめた」という方もいるのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのが、少額から投資できる不動産投資クラウドファンディングです。

不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」は、サービス開始からこれまでの元本毀損がゼロ(2024年7月末時点)という実績を残しています。短期運用型と中長期運用型から投資対象を選ぶことができ、短期運用型であれば最低1万円から都心の物件に投資できます。

少額からの不動産投資にご興味がある方は、ぜひ一度COZUCHIのホームページをご覧ください。

 
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まとめ

投資には元本保証がないため、資産に余裕がない人や投資を学んでいない人、短期で大きな利益を得たい人には向いていません。だからといって投資をまったくしないのも、それはそれでリスクがあります。

投資を成功させるには、「長期・積立・分散」を意識して、少額から始めることが大切です。投資の目的をはっきりさせ、価格変動に慌てすぎず少しずつ積み立て、ゆっくりと資産を形成していきましょう。

■監修者

名前:齋藤 彩(さいとう あや)
所有資格:CFP(Certified Financial Planner)、1級FP技能士、薬剤師免許

おもなキャリア:
急性期総合病院において薬剤師として勤める中、がん患者さんから「治療費が高くてこれ以上治療を継続できない」と相談を受けたことを機にお金の勉強を開始。ひとりの人を健康とお金の両面からサポートすることを目標にファイナンシャルプランナーとなることを決意。現在は個人の相談業務・執筆活動を行っている。