お金がたまらない理由とは?ためるためのポイントも徹底解説
2024年04月04日
「お金をためたいけれどなかなかたまらない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。お金を貯めるには、しっかりと原因を把握したうえで、貯めるための方法を実践することが大切です。
そこでこの記事では、よくあるお金がたまらない原因や、お金を貯めるためにおすすめの方法を詳しく解説します。
どうしてお金がたまらない?考えられる4つの理由
いくらお金をためたいと思っても、たまらない習慣を続けているとなかなか思うようにはいきません。そこで、まずはお金がたまらない原因としてよく挙げられるものを4つ紹介します。
お金の管理ができていない
お金をためる際に大切なのは、支出額を収入額より少なくすることです。そのため、自身の収入と支出を把握できていないと、お金をためるのは困難でしょう。
特に、収入よりも支出に気を配ることが重要です。例えば、今月の支出は20万円になると思っていたけれど実際は30万円だった、というようなことが頻繁に起これば、お金はなかなかたまりません。
支出には、家賃や光熱費、保険料のように毎月変わらない固定費と、食費や日用品代のように毎月金額が変わる変動費があります。まずは毎月の支出がいくらなのか、何が固定費で何が変動費なのかを把握しておきましょう。
整理整頓ができていない
お金をためたいと考えている方は、整理整頓を心がけましょう。整理整頓ができていないと、同じものを何度も買ってしまうことや、せっかく買ったものを使わずに捨ててしまうことが増えてしまうからです。
あらかじめものを増やさないようにしたり、きれいに整理整頓したりしておけば、そのような事態を予防できます。
また、整理整頓しておけば日常生活でのストレスの軽減にもつながり、ストレス発散のための衝動買いの予防にもなるでしょう。
コンビニによく行く
毎日コンビニに寄るのが習慣化している、という方も多いでしょう。コンビニはとても便利ですが、行くとついつい衝動買いをしてしまうため注意が必要です。少額だから大丈夫と思っても、積み重なるとかなりの出費になります。
無駄な出費を減らすためにも、コンビニにはなるべく行かない、行く際には本当に必要なものだけを購入する、と決めておくことが大切です。
また、コンビニの商品はパッケージ代などが付加され、価格が割高に設定されていることが少なくありません。コンビニですべてをそろえようとするのではなく、スーパーなどでより安く購入できないかどうかを考えましょう。
分割払いを多用している
クレジットカードで買い物をする際、ローンやリボ払いなどの分割払いを選んでいる方も注意しましょう。リボ払いや分割払いは、借金をしていることと同じです。手数料や利息がかかるため、本来よりも多くのお金を支払わなければなりません。
特に、リボ払いは利率が高く、利用するほど返済額が積み重なるようになっています。場合によっては「どれだけ払っても残高が減らない……」という事態になるでしょう。
そのため、リボ払いや分割払いはできるだけ利用を控えるのがおすすめです。すでに活用している方は、一括返済や繰り上げ返済を検討してみてください。
お金がたまるようになる考え方とは?
お金をためるには、収入と支出に対する考え方を変える必要があります。例えば、お金がたまらない方は「生活費の残りを貯蓄に回そう」と考えることがありますが、そのように考えていては、なかなかお金がたまりません。
お金をためようと思うなら、先に収入から貯蓄分を引いておくことが大切です。そうして、残りの金額で生活するように心がけましょう。つまり「収入-支出=貯蓄」ではなく、「収入-貯蓄=支出」と考えるわけです。
そこで、生活用の口座とは別に貯蓄用の口座を作り、毎月収入のうちのいくらかを貯蓄分として別の口座に移すことをおすすめします。さらに、病気や失業、冠婚葬祭といった万が一のときのための「緊急用口座」も作って使い分けると便利です。
また、別の口座にお金を振り分けてもすぐに使ってしまいそうだという方は、貯蓄用口座の代わりに定期預金や積立型の金融商品を活用するとよいでしょう。
定期預金であれば、普通預金よりも高い金利がつきます。その他、NISAのつみたて投資枠やiDeCoは税制面で優遇のある制度で、金融商品を積み立てることができます。
しかし、選択する金融商品によっては元割れのリスクや、iDeCoは60歳まで引き出せない特徴もあるためメリット、デメリットを確認してから始めるようにしましょう。
お金をためるための方法5選
お金をためる方法にはさまざまなものがありますが、ここからは比較的簡単に始められる方法を5つ取り上げて紹介します。
家計簿をつける
現状の収支を把握できていない方は、家計簿をつけることから始めてみましょう。
家計簿は、月末にまとめてつけるよりも、毎日つけたほうが効果的です。毎日家計簿をつけることで、普段何にいくら使っているのか、必要な出費がいくらでいらない出費がいくらあるのかを把握できるようになります。
また、無理のなく貯金できる額が明確になることも大きなメリットです。家計簿を参考に、現実的な目標を設定しましょう。
家計簿はノートに手書きでつける方法以外に、アプリケーションなどのツールを利用する方法もあります。ノートよりもパソコンやスマートフォンのほうが使いやすいという方は、そうしたアプリケーションを使うのもおすすめです。
クレジットカードの使い方を見直す
支出の管理をしやすくするために、クレジットカードを利用するのも一つの方法です。クレジットカード払いを利用すれば、あとから支払い履歴を確認できます。ただし、クレジットカードの利用枚数があまりにも多いと、管理がしにくくなるので注意しましょう。
クレジットカードでの買い物は、日によってポイントがアップしたり還元されたりすることがあります。クレジットカードを日常の支払いに利用する場合は、ポイントを上手に活用すると節約につながります。
夫婦の場合は財布を共用にする
貯金に向けて意思疎通がしやすくなるため、夫婦の場合は財布を共用にしたほうがお金をためやすくなります。
夫婦の財布が別の場合、お互いに貯金は相手がしてくれているものと思い込んで結局お金がたまらない、ということになりかねません。夫婦がどちらも、世帯の資産についてしっかり把握できている状態にしましょう。
夫婦が共働きの場合には、それぞれの収入から一定額を出して生活費にするのがおすすめです。そうすれば、どちらか一方にのみ負担がかかる事態を防げるうえに、お互いに自由に使えるお金も確保できます。
保険を見直す
節約する際に、見直すべきポイントの一つが固定費です。固定費にはさまざまなものがありますが、見直しがしやすいものとして保険が挙げられます。なぜなら、保険の重要性はライフステージによって異なるからです。
具体的には、出産や自宅の購入、子どもの成長など、ライフステージが変化したタイミングで保険を見直すと、保険料を抑えられる可能性があります。固定費である保険料を安くなれば、毎月の支出を減らすことができ、その分を貯蓄に回せるでしょう。
ただし、保険の見直しは複雑です。そのため、保険の見直しをする際には専門家への相談をおすすめします。
資産運用で収入を増やす
お金をためるには、支出を減らすほかにも、ためたお金を増やすことも重要です。例えば、ある程度貯蓄がある方は、資産運用に取り組むことでためたお金をさらに増やせる可能性があります。
とはいえ、資産運用にはリスクがつきものなので、初心者の場合はできるだけリスクの少ない方法を選ぶことが大切です。
特に、短期取引は価格の変動が大きくリスクが高いことから、資産運用に取り組む際は「長期・積立・分散」を意識することをおすすめします。長期の積立で金融商品を保有し続けたり、資産を複数に分散したりすることでリスクの低減が可能です。
これから投資を始めるなら「COZUCHI」がおすすめ!
資産運用には複数の方法があります。例えば、株式や債券、投資信託などです。そのなかでも、おすすめなのが不動産投資です。なぜなら、不動産価格は物価上昇や外国人投資家の増加などによって2013年ごろから上昇傾向にあるのに加え、株などよりも価格変動が比較的緩やかだからです。
しかし、一般的な現物不動産投資ではまとまったお金が必要になり、物件の管理や不動産に関する知識も求められます。そのため、最初から不動産投資にチャレンジするのはハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
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COZUCHIには、売却益の獲得を短期で狙う「短期運用型」と、定期的な分配金を中長期で狙う「中長期運用型」の2タイプがあり、投資スタイルによって選べます。
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まとめ
お金をためるためには、まずお金がたまらない原因を理解し、そのうえでお金をためるための方法を実践することが大切です。今回紹介した4つの原因から、自身に該当するものがないかを確認してみてください。
そして、節約に加えて資産運用などの方法でさらにお金を増やせば、より効果的にお金をためられるでしょう。
これから資産運用を始めようという方は、少額から不動産投資を始められる不動産クラウドファンディングの「COZUCHI」がおすすめです。まずは一度、以下から詳細をご確認ください。
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■監修者
名前:齋藤 彩(さいとう あや)
所有資格:CFP(Certified Financial Planner)、1級FP技能士、薬剤師免許
おもなキャリア:
急性期総合病院において薬剤師として勤める中、がん患者さんから「治療費が高くてこれ以上治療を継続できない」と相談を受けたことを機にお金の勉強を開始。ひとりの人を健康とお金の両面からサポートすることを目標にファイナンシャルプランナーとなることを決意。現在は個人の相談業務・執筆活動を行っている。